SIGH 「Scenes From Hell」 [S]
私、SIGHにハマってしまったようです…
前作「Hangman's Hymn」が余りにもかっこよかったので、続けて本作を買ってきてしまいました。
本作は前作に続く8thになります。
前作と同様、基本的にはスタスタとスラッシーに疾走する曲が多いのですが、装飾部分が大きく違っていて、ホーンというかトランペットというのか、「ラッパ系」(語彙が少なくてごめんなさい…)が非常に目立ちます。
この「ラッパ系」のメロディが非常に印象的で、なんて言うんでしょう…パッと頭に浮かんだのは“昭和”だなぁという感じ。
ホラー映画というより火曜サスペンス劇場みたいな、ウルトラQみたいな、Gメン75みたいな…
(聴いたことある方ならわかってもらえません?この感じ。)
それでいて曲にとてもマッチしていて、かっこいいんですよ!
同じ人だけど、服のテイストを変えたような感じで、骨格部分は前作とそんなに変わらないですが、雰囲気は随分違っています。意図的だと思いますが、ドラムの音作りも前作とはちょっと変わってます。
#5 “The Summer Funeral” は全く疾走しないスローな曲ですが、いいアクセントになっています。
個人的には終わり3曲の#6~#8の流れが強烈で、聴きおわると「いやぁ…すげ~なぁ…」となぜかため息が出ちゃいます。
ほんと、久しぶりに「もっと早くから聴いておけばよかった!」と心から思うアーティストです。傑作!
#6 “Musica In Tempora Belli”
#7 “Vanitas”
#8 “Scenes From Hell”
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